Rakoのブログ

とあるオンライン留学中の純ジャパ女子大生の、オンライン留学ライフをシェアしていきます。

授業の様子-良い点悪い点-(オンライン留学初期)

こんにちは!オンラインでシドニー大学に交換留学をしているラコです。

私が現在オンライン留学をしているシドニー大学では、二月の後半にあったオリエンテーションなどを経て、三月一日から正式に授業が始まりました。

オンラインでシドニー大学の授業を受け始めて4週間近く経ったので、今日は授業の様子、私のオンライン留学に対する気持ちの変化などを綴っていこうと思います。

 

一言で最近のオンライン留学ライフを表そうと思うと、「大変」「辛い」などネガティブなワードばかり浮かんできてしまいます・・・。

まだ授業に慣れていないから、というのはあると思いますが、なにより周りの生徒との英語力の差を痛感しています。純ジャパの私が、英語ネイティブの生徒に混じって大学レベルの授業を英語で受けるのは、やはり簡単な事ではないようです^^;

最初の一週間目は、どの授業もオリエンテーションとして自己紹介し合ったり、楽しいアクティビティが用意されていたので、「オンライン留学たのしい!」となっていましたが、2~3週間目で現実を見ました。結局、現地の留学アドバイザーさんにzoomで相談に乗ってもらい提案していただいた『授業を1つ落として負担を減らす』という選択を取りました。

 

以下、私が感じている主なオンライン留学の大変な事です!

 1. 早起き

シドニーと日本はサマータイムありの期間には、二時間の時差があります。なので9時に始まる授業は日本では7時から始まります。早起きが苦手な私にはこの2時間がとてもつらい!ヨーロッパからの留学生はもっと時差があるため、朝の3時から授業があったりするそうです。オンライン留学を選ぶ際は、タイムゾーンが似たような国にすることが吉だと思います!

 

2.ディスカッション参加 (他生徒とのコミュニケーション)

多くの海外の大学では、日本の大学での授業とは比べ物にならないほどディスカッションの場が用意されており、私の留学先も然りです。受講者が100人近くいる授業であっても、頻繁に自分の意見を他の生徒とシェアしないといけません。全ての授業で、レクチャーとは別にディスカッションをするための少人数セッションが時間割に組み込まれており、出席が必須です。

このディスカッションの場が、純ジャパンの私にとって最もつらく、大変です。レクチャーとは違って、話の論点がポンポン変わることが多いですし、早口な生徒・難しい単語を使う生徒・論点が定まってない生徒などの意見を理解するのは英弱の私にとってはキツすぎる^^;

現地で留学していてもディスカッションが大変なのは重々承知ですが、オンライン授業だと他の生徒との関係作りが思うようにできません。というのも、授業の前後に雑談をしたりして他の生徒と交友関係を作ったりすることができないからです。

私が感じているオンライン留学の最も寂しい点は、授業中しか交流の場がほぼなく、他の生徒とランチしたりなど授業外に共に時間を過ごすことがほぼ無いことです。留学生との交流の場は豊富に用意されていますが、現地生徒とプライベートで交わる場はそんなにありません。だから授業のことで周りに頼ることが難しく、結果自分ひとりで解決するしかありません、、、

(授業外にも生徒同士で議論したり質問できるように、ディスカッションボードが用意されている授業が多いです!使ったことはありませんが!)

 

何事も自分次第ではあると思いますが、自分の性格上、いまのところ思うように他の生徒との交流ができていません。後半にグループでのプロジェクトがある授業もあるので、そこで他の生徒と交流できることに期待!

 

3.大量のリーディング課題

ディスカッションの次に大変なことは、リーディング課題です。授業によって課されるリーディング量は全然違いますが、基本的にどの授業でも毎週リーディング課題が出ます。しかも、これを事前にきちんとこなさないとディスカッションで撃沈します^^;これはオンラインであろうと対面であろうと、共通する大変さだと思います!

 

ここまでネガティブなポイントばっかり述べてきましたが、オンライン留学のポジティブな点もいくつかあるので良い点も紹介していこうと思います!

 

1.授業が録画され、後で見返すことができること

私の感じているオンライン留学の最大の利点は、ほとんどのレクチャーが録画され後に公開されることです。リアルタイムの授業であっても録画されているので、何度も見返せます。これは英弱の私にとって、とっってもありがたい!!!たとえ英語力が周りと比べ劣っていても、時間をかければ周りについていけます。おかげで今のところはレクチャーの理解に問題はありません。

2.zoomのチャット機能

participationが成績に考慮されることが多いので、ずっと授業中だまっている訳にはいきません。私的には、マイクをオンにして発言するより、チャットでの方が意見しやすい!上手に言葉が続くか分からないためマイクをオンにするのは勇気がとてもいるけど、チャットならまだちゃんと自分の考えを伝えられる気がしてよく利用しています。全体的に、留学生はチャット機能を使って発言することが多い気がします。教授もチャットの使用を推奨してます。

3.生活環境が変わらないこと

オンライン留学は生活の環境が変わらないので、良くも悪くも日本で普段通りの生活が送れます。大変な時に心を許せる人が周りにいてくれる事はとても有難いです。就活を考えてる学生なら、インターンシップや就活を留学中にすることも可能だと思います!勿論バイトも!

 4.より質の高い/専門的な授業が受けられる

私の所属している早稲田大学国際教養学部では、授業のバラエティが豊富な反面、あまり専門性の高い授業を履修することはできません。理科も、政治も、文化も同時に学べる代わりに、学びに専門性は残念ながらありません。私は言語学に興味があり、もっと深く勉強したいと思い、オンライン留学を始めました。留学先では現在、アボリジニ言語についてなど、早稲田大学では取り扱っていない言語学の勉強をしています。日本にいながら、日本では勉強できないことを学ぶことができることも、オンライン留学の一つのメリットだと思います。その場合は自分の興味のある分野に合わせた留学先の選定が必須です。

 

以上、オンライン留学の大変な事、オンラインであるメリットをいくつか紹介しました。まだこれからオンライン留学を続けていく中で新しい発見があると思うので、その都度投稿しようと思います!では!

 

 

 

 

【プロフィール】

・所属大学:早稲田大学国際教養学部

・長期海外経験:なし(純ジャパ)

・留学先大学:シドニー大学 [2021年2月~]

 ※語学留学ではなく、現地の生徒と同じように大学の講義を履修しています